今日の仕事は楽しみですか。という広告が炎上する日本は大丈夫?

今日の仕事は楽しみですか。という広告が炎上する日本は大丈夫?

 

「今日の仕事は楽しみですか。」という広告が品川駅をジャックして大炎上するような騒ぎとなりました。

 

品川駅のあの大量の人が通勤する通路にこんなメッセージが堂々と出されていたらそれを見て、嫌になってしまう人も多数でるということもわかるような気がします。実際には動画広告であってこのメッセージが出るのは限られた時間だったようですが、静止画として拡散することでますますメッセージ性が強くなってしまい援助も激しくなってしまいました。

 

毎日毎日辛い思いして働いているのにいきなりこんなメッセージを投げられるとカチンときてもおかしくはないというのは分かります。怒るというだけではなく人によっては絶望に落とされる、本当に最後のひと押しをされてしまうということがあるでしょう。

 

何かこういう疑問形というのが良くなかったんですかね。今日の仕事を楽しもうというような言葉だとまたちょっと違ったような結果になったのかもしれません。本当は別に悪い事言っているわけではないんですよね。

 

 

仕事を楽しめない日本というのは本当に大丈夫なのか

 

自分でも理解できるというようなことを言っててなんですが、仕事を楽しむことができない日本というのは本当に大丈夫なのでしょうか。別に海外であれば仕事を楽しんでるのかどうかというところわかりません。

 

ただそこまでこの発展した現代社会において毎日お仕事を苦痛と感じながら働き続けることが本当に正しいことなのかどうかということは疑問に思うところがあります。

 

家族を養うためとか何らかの目的を達成するためということで覚悟を決めて辛い仕事でも一生懸命頑張ってる人は当然いるかと思います。また辛い仕事でもその仕事が社会の役に立っていたり、誰かのためには必ず必要だということで頑張ってるという人もいるでしょう。

 

そのような仕事内容を否定したいとかそういう意図は一切ありません。

 

なんだかな大義名分があって働いているとか、自分なりに一生懸命頑張っているので他の人に口を出されたくないというところは十分わかりません。

 

別にそこまでというわけでもないのにわざわざ大多数の日本人が嫌な仕事を毎日頑張って何十年間も働くというのはさすがに今後生き方を変えていくことも考えなければいけないのかなというよりもと思うのです。

 

 

最終的には好きな仕事をしてる人が強い

 

最終的には好きなことを仕事にしていたという人の方が成功する可能性が高いように思います。

 

嫌な仕事を一生懸命頑張っていたらだんだん好きになったってこともあるでしょう、辛い仕事を一生懸命頑張ったからこそ今の自分があるという人もいるでしょう。

 

ただ大成功を収める人というのはその仕事が本当に天職だと思っていて毎日好きで働いている、好きで働いているからこそハードに働くことも苦痛にならないし、常に創意工夫を繰り返していたので結果として昨日仕事につながるということがあるかと思うのです。

 

せっかく働くのであれば自分の好きなことを仕事にしていきたいですよね。
別に好きな仕事だからといって芸能人のようなことをやれとか漫画家のようなことをやれとか特別な職人ないとかいうわけではありません。そうではなく別に一般的にあるような仕事でもいいのですが 、わざわざ嫌いな仕事をやるのではなく自分の中で納得感がある仕事、毎日やっていて楽しい仕事を最終的に選べるようにしてきたいんですね。

 

 

今回のニュースに関する反応

 

今回のニュースに関する反応としては以下のようなものありました。

 

・作った人はここまで炎上するとは思ってなかっただろうな(笑)
仕事はそれ自体に価値があるもので、楽しみにするものでもないからな…。ヤレヤレ(´・ω・`)

 

・誰しも眠れなかった日や、不調期、気の重い業務にあたらなきゃならない日はあるけれど、仕事が上手く行き調子がよい日にも朝からこの広告見て少なくとも更にポジティブな気分にはならないですね……。炎上目的ならいいでしょうが、寄り添うフリして気をてらった広告では、結果“感じ悪い”だけです。

 

話題なりニュースになってから、文字と写真で見るのと 実際日常の生活圏内でふと見た時の感じ方は違う点も大きいかなと思います。一部のパワハラ事件とか、ひぼう中傷や、虐めのケース報道などにも言えると思うのですが、記事やツイートで見てこの位で文句か?とかメンタルが弱いだけ、とか。情報が身近になりすぎたのか、「実際なってみなきゃわからない」の大前提を忘れがち。
何でも甘えて頑張っていない人は少なくないかもしれないけれど、そう多くないと思います。

 

・仕事ではなくて人生こそが重要で楽しむべきもの。仕事上の素晴らしい実績は、会社から評価されることごときではなくて、それが己の立身出世だからこそ必死になってやれる。その辺りを微妙にすり替えてカルト化してるのがやりがい搾取やブラック企業というやつ。鬼畜がバカをバカにして搾取していたはずが、鬼畜自身も自己洗脳されてしまい、そのうちバカはバカではないことになっていった。笑うしかない。

 

・生活費を稼ぐために働いている人が殆どだと思う。趣味がそのまま仕事でもない限り、仕事を楽しみだと思う人はいない。仕事をしなくてもお金が入ってくるなら仕事なんかする必要はなく、時間の無駄であり、苦痛でしかない。品川駅にあんなに沢山の今日の仕事は楽しみですかの広告が大々的に飾られてるのが目に入った瞬間、仕事が嫌なら退職してこの世からさっさと消えなさいと宣伝しているように思った。

 

・ほんとに多くなのかなー。
別の人が取り上げた記事では、記事掲載や、CEOのツイートでは、
特段、ツイートやリツイートはなく、その日の番に批判的なツイートを元に、
批判的な拡散が起こったとの考察がありました。

 

要するにそこから便乗の一斉叩きが始まったんでしょ?

 

はっきりいって、嫌悪や叩くほどの広告内容とは思えませんし、
ツイッター上の呟きで短絡的に受け取り、内容も対して吟味せず感情的になり、
ムキになって一斉に批判、叩くという流れの方が怖いです。

 

それより批判するなら、働き方や職場環境の方でしょ?
自分の職場、働き方に不満があってその琴線に触れたからといって、
そのきっかけに攻撃性を向けるのはどうかと思う。

 

・典型的な自社価値観の押し付け広告。
これでよくコンサルできるな。恥ずかしい。
社会人の7割以上が人間関係に悩み、仕事自体も楽しくない。生活のためが殆ど。
という調査結果すら、このアルファドライブは知らなかったのだろう。
常識すら知らないのに、コンサルやるな。いかにも資本金3千万円の零細企業という感じだ。

 

・今回の件で、いかに日本の会社員が追い詰められているかが分かった。

 

2ヶ月前の私なら、この広告を全力で批判していただろう。
当時の私は、上司に全ての作業を頭ごなしに指摘され、仕事に対して何の情熱も持てなくなっていたからだ。

 

現在は、部下に作業を自由にやらせてくれる素晴らしい上司に代わったおかけで、仕事は楽しいと感じている。
いまは正直、この広告にあまり嫌味を感じていない。
心のSOSを知る意味では、効果的な広告だったかもしれない。笑

 

さて、日本人の仕事満足度は、世界に比べてかなり低いと言われている。原因は、気合・根性で乗り越えようとするリーゼント的なマインドを持った上司がいることが、大きな原因だと私は思う。

 

この国には、もっと部下のハートに火をつけられるような人事管理、上司指導が必要だと思う。

 

・問いかけて考えさせる、っていうの反感買いやすいんですよね。みんな自問自答しないで必死に生きてるからなんでしょうか。考えたくもないことを関係ない人から言われて余計なお世話だわって反応が返ってきます。

 

・皆が楽しい仕事ばかり追い求めたら、世の中は回らんよ。

 

楽しくない…寧ろ辛い 儲かるワケでもない
それでも、世の中を支える一助としての存在に、やりがいとしての価値と誇りを持ってる人は多いと思う。

 

ま、何を以て"楽しい"とするかに、議論の余地は有るだろうが、この会社が唱える"楽しい"は、大多数の"楽しくはない"の存在が前提でしか成り立たないと思う。

 

こんなの、広告だから文句書いて終わるけど、面と向かって言われたら、どうなるコトやら

 

 

このようなコメントが出ていることが確認できました。
今回の広告内容についてはまさにこのコメントの通りで特に言うことはありません。

 

ただ生き方としてずっとみんなが苦しいまま生きていくというのはあまり健全でありませんしもっとそれぞれの会社が改革していかなければいけないのかなっていうことを思ってしまいますね。


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